ドラレコもオーディオもなぜかKENWOODを選んでしまう、高井優希です。
180SXにもドラレコをつけるにあたり、あまり乗らないんだから安物にしようか、いやいやどうせならきちんと撮影できるものにしようか、納車待ちしている間何日も悩みました。
結局、鮮明な映像で撮影できた方が、何かあったときにいいんじゃないかと思い、選んだのが2カメラドラレコ。2カメラなので、前後同時に撮影できるのが強みです。
店頭でもネットでも価格はあまり変わらず
今回購入したドラレコは、KENWOODのDRV-MR740というモデルで、近所のカー用品店では25,000円ほどで販売されていました。ネット通販では、よく使うお店で23,000円くらい。
どちらもそう大きくは変わらないので悩みましたが、ちょうどポイントがたまっていたので、今回はネット通販で。
180SXが納車される前に手元に届いてしまったため、しばらくは箱を眺めるだけの日々。レヴォーグのドラレコと交換しちゃおうかな、なんて考えも、ちらほら見え隠れしていました。
180SXに取り付ける手順
リアカメラは、フロントカメラとケーブルで接続する必要があります。ということは、電源用と合わせると、フロントカメラには2本のケーブルを接続しなくてはなりません。
まずはフロントカメラの位置決め。
レヴォーグと同じく、バックミラーの右側。運転中に目線を上げるとドラレコの画面が見えるような位置にしてみました。
配線は、電源用ケーブルをAピラー内からダッシュボード内に落とし、ステアリングの裏を通して、センターコンソール内からシガーソケットへ。リアカメラ用ケーブルは、ドア上部のパネル内を通し、後部座席横まで。
写真の赤い線が電源用ケーブルを通した場所で、緑の線がリアカメラ用ケーブルを通した場所です。
リアカメラ用ケーブルは、そのまま内張りの中を通し、リアガラス上部の中央あたりに貼り付けたリアカメラに接続です。
リアカメラ用ケーブルは8mほどあるため、レヴォーグのようなステーションワゴンや、ビッグサイズのミニバンでも十分届くだけの長さがあります。180SXにはあまりに長すぎるため、余分なケーブルはまとめて、リアのサイドパネル内へ隠し(落とし)ました。
リアカメラに接続する部分は、ハッチバックを開けることを考え、内張りから10〜15cmほど出して余裕を持たせておくと安心。
リアカメラの意味があまり無かった
フロントもリアも同時撮影してくれるので、これで何かあっても安心!と思ったのも束の間、180SXにはGTウィングをつけているため、リアカメラに映るのはウィングばかり。
走行中なのか停止中なのかの判断はつくけど、後続車のナンバーも映らなければ、運転手すら映らず。もっと言えば、後続車がいるかどうかの判別もつきにくいことも。取り付け場所を誤ったか~。
いずれ位置を変更したいと思います。
記録時間
DRV-MR740に付属されているのは16GBのmicroSDカードで、高画質45分、低画質75分の記録が可能です。使用可能な最大容量とされている32GBのmicroSDカードでは、高画質で90分、低画質では150分の記録ができるようです。
衝撃などがあった場合には、イベント記録として動画ファイルが退避されますが、イベント記録領域は高画質10分、低画質20分(ともに16GBカードの場合。32GBカードの場合はそれぞれ2倍)とのこと。
記録時間が非常に短く感じますが、前後2カメラ分が保存されると考えれば、仕方がないかな。個人的には、無理に2カメラモデルにしなくても、前後別々のドラレコでもいいような気もします。
ちなみに、記録ファイルの分割単位は1分のみのようで、容量がいっぱいになると、古い記録ファイルから上書きされます。
実際に使ってみて
2カメラモデルの特権として、リアカメラが非常に小さいため、180SXのような角度の浅いリアガラス面でも全く邪魔になりません。配線が結構しっかりした太めのケーブルなので、車種によっては内張りの裏に隠すのが大変かもしれませんが、少なくとも180SXでは気になりません。
フロントカメラ本体の液晶画面には、前後2カメラ分の映像を同時に表示させることもできるので、カメラの角度や位置などの確認がしやすいです。
撮影される映像はとてもきれいで、昼間はもとより夜間でもはっきりくっきり撮影されています。試しにGTウィングを外して夜間走行してみましたが、後ろのクルマのナンバーもしっかり読み取れました。
価格的にはグレードの高い商品だと思うので、さすがだな、という印象。
さいごに
こういったアフターパーツを取り付ける場合に悩むのが、配線の隠し方。ですが、DRV-MR740には配線例が書かれた説明書が同梱されているため、その通りに配線してしまうのも手だと思います。
180SXのような旧車は、内装パネルが簡単に外せるため、とりあえず通せるところに通してしまえるのがいいところ。内装パネルの裏側にはスペース的な余裕があるので、余った配線なんかは、適当に落としてしまってもいいですし。
シガーソケットが複数ついているクルマや、シガーソケットを増設しているクルマは、前後別々のドラレコの方が配線が楽かもしれませんが、シガーソケットがひとつしかないクルマや、撮影された映像をひとつのmicroSDカードにまとめたい方には、おすすめの1台ですよ!
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