ドラレコを新調するとドライブへ出掛けたくなる、高井優希です。
妻の車には格安ドラレコをつけましたが、レヴォーグは遠出することが多いことと、自分はそこそこの性能が欲しかったため、ユピテルの高感度・高画質ドラレコを購入してみました。
実は、ユピテルのドラレコとは相性が悪いらしく、過去に買った3台がいずれも2~3ヶ月で壊れる、という目に遭っています。修理に出し、直って返ってきても、またすぐ壊れてしまうという。
そこで、フロント用はケンウッドのドラレコをつけていますが、こちらはもう2年以上になりますが、特に問題なく正常動作しています。
今回は高感度ということと、やっぱりリア用にはサイズの小さなドラレコがいいな、ということもあり、ユピテル4度目のリベンジ!
ユピテルが悪いんじゃないですよ。ただ単に、自分の運が悪いだけなんだと思います。たぶん(笑)
店頭価格はネット通販に比べると高い
今回購入したユピテルのドラレコはWeb専売品ということですが、同じようなモデルが近所のカー用品店で24,000円くらいで売られていました。でも、このモデルはAmazonで11,000円弱。半額以下です。
だから飛びついた、というわけではありませんが、もともとリアにもドラレコをつける予定でいたので、Amazonの価格が購入の決め手になったことは間違いありません。
ということで、購入したのが Yupiteru SN-SV40c という商品です。
本体サイズが横長で小さいことと、夜間でも鮮明に記録できるといううたい文句に惹かれました。
以前、これと同じ形でWi-Fi接続ができる上位モデルを購入したことがあるのですが、これがトラブル続きで使い物にならなかったので、その辺が心配なところ。
レヴォーグのリアに取り付けるには
レヴォーグのシガーソケットはセンターコンソールのナビ下か、コンソールボックスの中にあります。今回はコンソールボックスから電源を取るので、ここからリアのラゲッジルームまで配線していく必要があります。
既に前方用のドラレコでシガーソケットが埋まっているので、シガーソケットを2口に分岐。シガーソケット延長コード3mを使って、ラゲッジルームまで引き込みました。
ちなみに、ほとんどのドラレコは付属のシガーソケット用電源ケーブルだけでなく、USB電源でも動作可能だったりします。レヴォーグに標準装備のUSB電源は、A型が1A、B型以降は2Aなので、B型以降ならドラレコ用電源としても十分です。(A型の場合、計算上は消費電力5Wでアウト)
そのため、USBのロングケーブルを購入した方が、もしかしたら配線しやすかったり、シガーソケット周りがゴチャゴチャしなくて済むかもしれません。
ただし、USB電源から電源を取る場合は、USB電源のカバーを開けっ放しにする必要があり、レヴォーグではあまり見た目がよろしくない…ということで、自分はシガーソケットから電源を取るようにしました。
シガーソケット周りのゴチャゴチャは、コンソールボックス内に隠せますし!
配線は隙間を使ってうまく隠していく
配線が見えていたり、垂れ下がっていたりするのはカッコ悪いので、きちんと配線を隠していきます。
まず3mのシガーソケット延長コードを配線します。
コンソールボックス内から、リアシートに配線を引いていくため、センターのカーペット下を通します。そこからフロアとシートの隙間に配線を押し込んでいきます。写真の赤いラインの部分を配線が通っています。
フロアとシートの隙間に配線を押し込みながら、運転席側リアドア方向に進み、シートのつなぎ目をたどりながらラゲッジルームに引き込みます。リアシートの背もたれを倒しておくと、作業しやすいです。
ラゲッジルームまで引き込めたら、下の写真のようにボードを外して隙間を通していきます。隙間は結構広いので、ケーブル長の調整もこの辺で行います。
赤い長方形の部分で延長コードのソケットを固定し、ドラレコに付属の電源ケーブルと接続します。延長コードのソケットは、両面テープでしっかり固定しておきましょう。しっかり固定しないと、走行中にコトコト音が出る原因になります。
ちなみに、延長コードと電源コードの接続部分はこんな感じ。
この中で、延長コードの長さ調節をしています。
さて、ドラレコ側ですが、まずドラレコをリアガラスの中央に固定しました。電熱線の1本目と2本目の間から、後方を撮影する感じです。
そこから写真のように、リアガラス上部の黒いパネルを外して、その中に配線を通しました。
端っこから配線が出てきて、そのままリアハッチ開口部の右側のゴムパッキンの中に隠れていきます。上部の白いパネル部分は外さず、ゴムパッキンの中に押し込んでいきました。
下部の黒いパネルは外して、中に配線を通していきますが、このパネルが固くてなかなか外れません。写真の黄色い●の部分が押し込みクリップで留まっているので、内装剥がしか大きめのマイナスドライバーで、てこの原理で外しましょう。
下側は、緑色の四角で囲った部分を外すことで配線を通せるようになるので、力を入れて真上に引っ張り、半分だけ外しておくといいです。あとは赤い線のように配線を通し、余った配線はまとめて、隙間に押し込んでしまえば完了です。
リアハッチを閉めて、車内から見た感じが以下の写真。
ハイマウントストップランプの下にあるため、プライバシーガラスということもあり、外からはほとんどドラレコの存在がわかりません。まわりが暗くなると、ほぼ気付かれないんじゃないかな。
記録時間と注意点
記録時間
付属の8GBのmicroSDカードで高画質80分、低画質240分の記録が可能ですが、使用可能な最大容量である32GBのmicroSDカードでは、高画質で320分、低画質では960分もの記録ができるようです。
ただし、上記の時間は全ての録画時間の合計であり、イベント録画(Gセンサーにより退避された録画・手動録画)を含んでいます。常時録画は上記時間の60%ほどらしいので、できるだけ容量の大きいmicroSDカードを使用した方がいいですね。
とりあえず32GBのmicroSDカードに交換しておきました。
ちなみに、記録ファイルの分割単位は2分か5分から選択でき、容量がいっぱいになると、古い記録ファイルから上書きされます。
注意点
特に気を付けないといけないことは思いつきませんが、あえて言うなら、初期状態のGセンサーはかなり頻繁に反応してくれますので、少し鈍感にしてあげた方がいいかもしれません。道路に少し大きめの段差があると、だいたいいつも反応していますので。
とは言え、それくらい敏感に反応してくれれば、軽い追突などのときでもしっかりと動画を退避してくれそうなので、安心ではありますね。
退避された動画が保存されるスペースにも限りがありますので、この辺はお好みで調整してみてください。
実際に使ってみて
本体のサイズがとても小さいので、バックミラーに映っていても、思っていたほど気にはなりませんでした。むしろ動作しているかどうかが確認できるので、安心感の方が大きいかな。
撮影される映像は綺麗で、昼間は後ろについた車のナンバーが読み取れるほどはっきり映っています。夜になると若干明るい部分が白飛びしていますが、真後ろについた車のナンバーは読み取れています。
ソニー社製CMOSセンサー「STARVIS」を搭載しているとのことで、夜間の撮影にも強いそうです。さすが、SUPER NIGHT(スーパーナイト)シリーズを謳うだけのことはありますね。
さいごに
ドラレコ自体は簡単につけることができますが、配線をうまく隠していくとなると、若干難易度が上がります。車の内装のどこが外れて、どこに通せるのか、など。
レヴォーグの場合、シガーソケットがコンソールボックス内にあるので、リア方向への配線は他の車種に比べて楽な気がします。前席シート横からフロアマットの下を通してしまえば、あとは後席シートの隙間に押し込むだけでラゲッジルームまで通せてしまいますから。
逆に、フロント方向へ配線する場合は、通し方を考える必要がありますね。運転席シート下からサイドシルを通してもっていくか、センターコンソールからステアリング下あたりを通してもっていくか。
いずれにせよ、見えないように配線を隠す、という意味では、ラパンよりずっと楽だったことは間違いありません。
よく晴れた暖かい日、日なたぼっこがてら取り付けにチャレンジしてみるのはいかがですか?
YoutubeでYupiteru SN-SV40cの撮影動画を見る
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