[RPS13] 180SXのBピラーパネルを交換してみた!

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カーボンシートが嫌いになりつつある、高井優希です。

Bピラーパネルのカーボンシートの劣化が激しいので、何とかしたいと思っていました。

しかし、Aピラーからルーフにかけてのカーボンシートにかなり苦しめられたので(いまだに解決していませんが)、Bピラーパネルのカーボンシートも剥がすべきか、いっそパネルごと交換してしまうべきか。

剥がすとなると、また大変な思いをしなくてはいけないのか…もう、カーボンシートなんて見たくない!

そんなとき、某オークションで割と程度のよさそうなBピラーパネルを発見!かなり安く出品されていたので、即落札しました。ホントに安かったんですよ。

落札から2日後、手元に届いたので、さっそく交換してみようと思います。

ピラーとは?

さて、そもそもピラーって何でしょう。

クルマには、Aピラーから始まって、Bピラー、Cピラー、車種によってはDピラー以降も存在しているものがあります。前から順番に、ABC順になっているんですね。

ピラーとは「柱」という意味で、クルマの屋根部分とボディ部分をつなぎ、支える役目をしています。家の柱と同じ役目ですね。そして、このピラーに強度を持たせることで、衝突事故などの際に車内空間を護る役目も果たします。

ピラーとピラーの間には基本的に窓(ガラス)があるので、クルマを側面から見れば、ピラーがいくつまであるかがだいたいわかります。

では、ABC…それぞれ、どの位置のピラーを指すのか。

Aピラーというのは

フロントガラスの両端にある柱の部分。フロントガラスと、運転席もしくは助手席のドアとの間にある部分、と言えばわかりやすいでしょうか。側面から見たとき、屋根を最前部で支えている柱です。

Bピラーというのは

運転席もしくは助手席のドアの直後にある柱の部分。前部座席のシートベルトが固定されている部分が、ちょうどBピラーになりますね。後部ドアがある車種では、後部ドアのヒンジ部分を支えている柱でもあります。

Cピラーというのは

後部座席の後ろあたり、セダンではリアガラスの両端にある柱の部分です。レヴォーグのようなステーションワゴンや、ヴォクシーなどのミニバンでは、後部ドアと荷台部分の窓との間にある柱の部分が該当します。

Dピラーというのは

ステーションワゴンやミニバンなど、後部ドアのさらに後ろにある窓の後ろ、ハッチバック部分の両端にある柱になります。側面から見たとき、屋根を最後部で支えている柱です。

言葉ではわかりにくいので、レヴォーグと180SXの写真で見てみましょう。

レヴォーグのピラー位置
180SXのピラー位置

ちなみに、タントの助手席側など、大開口のためBピラーがない(ピラーレス)車種もありますが、そういった車種では助手席側スライドドアのにBピラー相当の柱が内蔵されていて、強度を確保しています。

180SXのBピラー

話は戻りますが、ほとんどの車種で、Bピラー部の外側にパネルがつけられています。車種によっては、カーボンパネルなどがディーラーオプションや社外品で売られていることもありますね。

自分の180SXは、このパネルにカーボンシートが貼り付けられているのですが、これが風雨や紫外線で劣化し、ひび割れたり剥がれてきているので、貼りなおし、もしくは交換を考えていました。

現状のBピラーは、こんな感じ。

劣化したBピラーパネルのカーボンシート

カーボンシートの糊がピラーに固着していて、キレイにするにはだいぶ労力を使いそう。そう思っていたところに、安価な出品を見つけたので、タイミングが良かったと思います。

Bピラー交換作業

それでは、Bピラーパネルを交換してみます。

Bピラーパネルはネジ1本と2個のクリップで留まっているので、まず最初にネジから外します。ドアを開ければ、ほら、そこに。

Bピラーパネルを固定しているネジ

このネジを外したら、パネルの下側から手前に引っ張ります。2個のクリップが自然に抜けて、パネルが外れます。

外したBピラーパネル

矢印部分がクリップ、丸印部分がネジで固定されていた部分です。車両側はこんな感じ。

Bピラーパネルを外した車両側

ここに、某オークションで落札したパネルを取り付けます。落札したパネルは、新品もしくは再塗装されたかのようにキレイ。

落札したBピラーパネル

パネルを取り付ける際は、車体後方側から場所を合わせてはめ込むようにすると、簡単に収まります。後方側のゴムパッキンのようなものの下に入り込むように、取り付ける必要があるのです。

ということで、取付完了!

Bピラーパネル交換後

さいごに

Bピラーパネルを交換し、これでぱっと見はカーボンシートがなくなりました。正確には、ルーフにまだ貼り付いていますが…水性塗料で塗装しているので、よくよく見なければたぶんわからない、はず。

本物のカーボンで作られたパーツに交換しなくても、貼るだけで見た目をカーボン化できるカーボンシート。便利ですが、あまり劣化しないうちに張り替えるなどの対策をしないと、後で本当に苦労させられます。

今回は小さなパネルなので交換してしまいましたが、ルーフなどの交換できない部分は、時間をかけて少しずつ剥がすか、サンダーなどで地道に削り取るしかありません。

とりあえず、自己満足な部分になると思いますが、クルマの乗り降りで気になっていたBピラーパネルがキレイになったので、また少し、気分良くクルマに乗れそうです(笑)

初稿:2020年6月6日

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