[L360S] タントに2カメラドラレコ COMTEC ZDR-015 をつけてみた!

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ここ最近のあおり運転のニュースを受け、ドラレコの必要性を再々々々認識している、高井優希です。

あおり運転だけでなく、例えば事故に遭ってしまった場合などにも、ドラレコの映像が状況証拠になる場合もあるので、無いよりは有った方がいいと思っています。

特に、高齢になってきた親の運転が心配なこともあり、車体の前後が同時に撮影できる2カメラタイプのドラレコ COMTEC ZDR-015 を親のクルマに導入してみました。

ドラレコランキング1位のZDR-015

2017年8月に発売されたZDR-015は、発売から2年経つ今でも、ドラレコランキングで1位になるほどの人気があるようです。

親のクルマにつけるなら、個人的なこだわりよりも、人気機種にしておいた方が無難かな、ということもあり、この機種に確定。あとはどこで買うか。

近所のよく行くカー用品店では3万くらい。よく利用するネット通販のお店では、税込みで24,000円ほど。この価格差なら悩むこともなく、ネット通販で注文しました。

コムテックZDR-015のパッケージ

タントに取り付ける手順

リアカメラは、フロントカメラとケーブルで接続する必要があります。電源用ケーブルと合わせると、フロントカメラには2本のケーブルが接続されることを頭に入れて、まずはフロントカメラの位置決めを行います。

レヴォーグも180SXも、フロントカメラの位置はバックミラーの右側あたりなので、タントも同じような場所にしてみました。

ZDR-015フロントカメラ固定位置

ZDR-015は本体を固定するための台座部分に、ケーブルを引っ掛けるツメが2本分ついているので、カメラ周りは非常にすっきりさせることができます。

配線は、電源用ケーブルをAピラー内から足元まで落とし、ステアリングの裏あたりを通してセンターコンソール裏からシガーソケットへ。リアカメラ用ケーブルは、ドア上部の隙間を通し、リアハッチまで。

ZDR-015リアカメラへの配線フロント側

ZDR-015リアカメラへの配線リア側

写真の赤い線が電源用ケーブルを通した場所で、緑の線がリアカメラ用のケーブルを通した場所です。

リアカメラ用ケーブルは、中央部分まで隙間を通し、中央辺りで10cmほど余裕を持たせて、リアカメラに接続します。

ZDR-015リアカメラ固定位置

写真を見ていただくとわかると思いますが、リアカメラはガラス部分ではなく、ボディ部分に貼り付けています。外からは見えづらく、熱線が邪魔にならないちょうどいい場所でした。

リアカメラ用のケーブルは7mあるため、タントではかなり余裕がありました。Dピラーに相当する部分で丸く束ねて内張りの中に隠しましたが、うまく束ねないと内張りが浮いてしまうので注意です。

記録時間

ZDR-015に付属されているのは16GBのmicroSDカードで、高画質・高フレームレートで90分、高画質・低フレームレートで120分、低画質・低フレームレートで150分の記録が可能です。使用可能な最大容量とされている32GBのmicroSDカードでは、それぞれ2倍の記録時間になるようです。

180SXにつけたKENWOODのDRV-MR740も前後2カメラのドラレコですが、記録時間は16GBのカードで高画質45分、低画質75分だったので、ZDR-015では、記録できる時間数がほぼ2倍のようです。

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ただし、KENWOODのドラレコは前後カメラの映像を別々の動画ファイルに保存してくれますが、COMTECのドラレコは、前後2つの映像をひとつの動画ファイルに保存します。なので、フロントカメラの映像はそのまま見れますが、リアカメラの映像を見るためには、専用のビューワーを使うか、FFmpegなどで映像を分離する必要があるので注意が必要。

また、動画ファイルの分割単位は30秒固定なので、SDカード内には非常にたくさんのファイルが生成されることになります。

他のドラレコと同様、初期設定の状態では、SDカードの容量がいっぱいになると、古い記録ファイルから上書きされます。

実際に使ってみて

2カメラモデルの特権として、リアカメラが非常に小さいため、タントのようなリアガラスまで距離があるクルマでは特に、邪魔には感じません。バックミラー越しでも全く気にならないと言っても過言ではないでしょう。

KENWOOD DRV-MR740と比べて、リアカメラ用の配線が細くて柔らかいため、ちょっとした隙間に埋め込めるのは利点です。ただ、ケーブル長がDRV-MR740のものより1m短いため、ミニバンなどでこだわって配線するような場合は、長さが足りなくなる可能性はあるかもしれません。

また、フロントカメラがDRV-MR740に比べてかなり大きいため、フロントガラスの傾斜が緩やかな(水平に近い)車種の場合、取り付け位置によってはかなり邪魔に感じそう。

フロントカメラ本体の液晶画面には、フロントカメラかリアカメラのどちらかの映像を表示させておくことができます。DRV-MR740のように、前後2カメラ分を同時に表示することはできません。個人的には、せっかく2カメラあるので、同時表示に対応してほしかったです。

撮影される映像はとてもきれいで、昼間はもちろんのこと、夜間でも白飛び等することなくはっきり撮影されています。リアカメラの映像も十分で、夜間でも後ろのクルマのナンバーが読み取れました。

クチコミを見る限り、サポートは絶望的な感じですが、ドラレコとしての機能は価格相応ではないでしょうか。

さいごに

実はドラレコをつけてみて気付いたのですが、タントのシガーソケットがお亡くなりになっていました。ソケット内部が錆びていたので、こぼした飲み物がソケット内に入ってショートしていたかもしれませんね。

ドラレコ取り付けと一緒にシガーソケットの交換もしたのですが、その作業については別の記事で。

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自分を含め、家族のクルマに今まで何台もドラレコをつけてきましたが、コムテックのドラレコは今回が初めてでした。やはりクチコミでしきりに言われている、サポートの対応が気になって、なかなか候補に挙げられなかったというのが一番の理由です。

しかし、さすがランキング1位ということもあってか、ドラレコそのものとしてはとても良い機種だと思います。

このご時世、とりあえずドラレコをつけておきたいけど、どれにしたらいいかわからない。とりあえず映像はキレイな方がいい。そんな方に、おすすめの1台ですよ!

初稿:2019年9月30日
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