[RPS13] 180SXのボンネットヒンジを交換…してもらった!

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だいぶ前から、ボンネットの浮きが気になっていた、高井優希です。

ボンネットの助手席側ヒンジ部分がやたら浮いていて、気にしてはいたんです。それがある日、浮きどころではなく、ボンネット全体がズレてしまう程の問題に発展してしまいました。

浮きやズレの原因はヒンジ

ある日、エンジンルーム内作業をした後にボンネットを閉めようとしたら、明らかにボンネット位置がズレてしまって、閉まらなくなってしまいました。

ヒンジが曲がってボンネットが浮いている

ズレの原因を探っていたら、助手席側のボンネットヒンジの車両側に固定されている部分が、真ん中あたりで曲がっているではありませんか。ヒンジを良く見てみると、ひどく錆びていて、曲がってしまった部分が今にも千切れそうな状態。

ヒンジの途中が千切れそう

その日はとりあえず曲がった部分を無理矢理押し込むようにして戻しましたが、またボンネットを上げたら、同じところで曲がりそう。そして、そんなことを繰り返していたら間違いなく折れる。

ということで、すぐにボンネットヒンジを手配すべく、ネットで探してみました。

S13系のヒンジはまだ新品で買えます

某オークションでボンネットヒンジを検索してみたところ、新品の出品が2つありましたが、どちらも20,000円近く。

でも、ボンネットヒンジがそんなに高い部品のはずがない!と、純正品番を調べてモノタロウとAmazonで探してみると、新品がずっとずっと安い価格で出ていました。

【運転席側】
純正品番:65400-35F10
純正名称:ヒンジ アッセンブリー,フード RH

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2022年10月時点での価格は、Amazonが¥4,600(税込)+送料¥540、モノタロウが¥4,102(税込)+送料無料でした。

モノタロウの販売ページはこちら。

【助手席側】
純正品番:65401-35F10
純正名称:ヒンジ アッセンブリー,フード LH

2022年10月時点での価格は、Amazonが¥2,849(税込)+送料無料、モノタロウが¥4,158(税込)+送料無料でした。

モノタロウの販売ページはこちら。

2022年10月時点では、運転席側はどちらも在庫がありましたが、助手席側はモノタロウが5日後の入荷予定、Amazonは入荷未定になっていました。入荷予定のあるモノタロウで注文した方が良さそう。

ヒンジの交換作業

新しいボンネットヒンジはこんな感じ。

新品のボンネットヒンジ

黒い色でした。ここから車体色に塗装するものなのかな?

さて、モノは用意できたものの、休日になると雨が降ってばかりで、なかなか作業ができず。ようやく交換作業できるようになったのは、新品のヒンジを手に入れてからだいぶ経ってからでした。

ヒンジを外す際は、ボンネットが落ちて傷をつけてしまわないよう、ボンネットの端を厚手の布などで支えてから、固定している12mmのボルトを外します。

ボンネットの端を厚手の布で支える

ヒンジだけでなく、ボルト回りもかなり錆びているので、念入りに潤滑剤(CRC5-56)を吹いてから1時間ほど待って、12mmのラチェットでゆっくり力をかけてみたら…。

ズルっ!

うわ…嫌な感触と共に、見事にフロント側のボルトが千切れました。

これはヤバい。

念のため、リア側のボルトには追加で潤滑剤を大量に吹いて、さらに1時間ほど待ってから外しにかかると…。

ズルっ!

うわ…こっちも嫌な感触と共に、見事にボルトが千切れました。

結果、ボンネットヒンジを外すことはできましたが、固定することができなくなりました…。

ボルトが千切れた…

まじかー!!

一応、ボルトの頭が千切れてしまった場合は、細いドリルでボルトの中心に穴を開けて、その穴を徐々に大きくしていってボルトを破壊して取り出す、という方法と、エキストラクターという逆回転させるとねじ込まれていく特殊工具を使ってボルトを外す方法があります。

…が、どちらも途中で失敗すると取り返しがつかなくなることが多く、特にエキストラクターが折れてしまったりするとプロでもお手上げになってしまう可能性もあるらしいので、今回はいつも面倒を見てもらっている車屋に泣きついて修復をお願いしました。

千切れたボルトがボンネット側だったら、最悪ボンネットを交換すればいいのでチャレンジもできますが、車両側だとフレーム上なので、交換って訳にもいかないですからね。

ちなみに、修理に出す前に撮った、新旧ヒンジ。

新旧ヒンジ

結局ヒンジの交換はプロの手で

泣きついた翌日、180SXは修理のためピット入り。しばらく預かることになるよ、とは言われていたものの…。

朝、ピット入りできるよう準備してから仕事へ。

昼頃に取りに行くね、と連絡あり。

夕方、仕事から帰ってくると、まだ駐車場には180SXの姿が。

はい、まだ180SXがいたのではなく、もう修理が終わって帰ってきていたのでした。

千切れたボルトはドリルで破壊して取り出され、ネジを切り直して修理完了。ついでに運転席側のヒンジも交換されて戻ってきました!

交換されたヒンジ

「昼頃預かって、4時間くらいで終わったから戻しておいたよ」とLINEに連絡が入っていたのに、スマホにLINEからの通知がきていなかったので気付かなかった!

いやー…忙しいのに手を煩わせてしまって申し訳ないやらお恥ずかしいやら。予定外の出費がかさんでしまいましたが、でも、無事に直ってきて良かったよ~!

さいごに

ということで、最終的にはプロにお願いして交換することになってしまいましたが、無事に新しいボンネットヒンジになりました。これで当分は安心…と言いたいところですが、錆がそこら中に出ていて、何とかしなければ。

DIYでいろいろチャレンジしていると、稀にどうしようもなくなってしまう事もあるので、いざというときに頼れる存在があると心強いですね。

でも、できるだけ自分の手で何とかしたいので、これからも極力DIYで頑張りますよ!

初稿:2022年10月18日

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