しばらく寝かせていたLEDヘッドライトを使う機会ができてうれしい、高井優希です。
LEDやHIDのような明るいヘッドライトに慣れてしまうと、ハロゲンのヘッドライトが暗く感じませんか?自分は暗く感じてしまい、何とか明るくしたいと思ってしまいます。
以前、ラパンで使おうと思って買った孫市屋のH4-LEDヘッドライトキット(6000K)があるのですが、ラパンに取り付けたところ、乱反射がひどくて、とても使えるものではありませんでした。
結局ラパンにはハロゲンのできるだけ明るいバルブを買ってきて取り付けたので、このLEDヘッドライトはしばらくお蔵入りになっていました。
しばらくお蔵入りになっていたせいで、箱がボロボロになってしまっているのは気にしないでください(笑)
そうだ、180SXにつけてみよう
180SXを購入し、中古新規車検を受けるとき、もともとついていたヘッドライトのレンズが割れていたので、新品のマルチリフレクタータイプのユニットに交換しました。
前のオーナーが55WのHIDに交換していたので、そのままヘッドライトはHIDを使っていたのですが、古いHIDのせいか明るくなるまでに時間がかかり、しかもバラストから「ジー」という音がずっと鳴っているので、何とかしたいと思っていたところ…。
そういえば、H4ハロゲンと置き換えのLEDヘッドライトがあったっけ、と思い出したのです。それなりのお値段で購入したものなので、ただ寝かせておくのももったいないですし!
ということで、交換作業を始めたいと思います。
リトラクタブルライトは電球交換が少々面倒
通常の固定式ヘッドライトと違い、180SXのようなリトラクタブルライトはヘッドライトの電球交換が少し面倒です。
まずはリトラ開閉スイッチでライトを上げて、黒いカバーを外し、上部のフタ部分を外し、ヘッドライトレンズを外して、ようやくバルブにたどり着けます。この辺の外し方は簡単なので省略しますが、一応写真を1枚だけ。
黄色い丸のネジを左右2本ずつ外して黒いカバーを下にずらすようにして外し、緑の丸のあたりに隠れているネジを左右2本ずつ外してフタ部分を外し、ヘッドライトレンズ正面から見て上下に2本ずつあるネジ(赤い矢印のあたり)を外してレンズ固定用フレームを外せば、ヘッドライトレンズが外れます。
ヘッドライトレンズが外れたら、あとは通常のH4バルブ交換手順と同じようにバルブを差し替えればOK。
LEDドライバBOXの固定位置
LEDヘッドライトなので、通常のハロゲンバルブと違ってLEDドライバBOXというものがあります。HIDでいうバラストのようなもの、と思ってしまっていいのかな。
そんなに重いものではないですが、ただぶら下げておくのも不安なので、どこかに固定しておいた方がいいでしょう。しかし、リトラクタブルヘッドライトはライト部分が稼働するので、ある程度配線の余裕を持たせて固定しないといけません。
ではどこに固定するか。悩みましたが、自分は以下の場所に固定しました。
まずは運転席側。車両の下から写しています。リトラクタブルライトが閉じた状態で、下側が前方、上側が後方になります。
リトラクタブルライトのすぐ後ろあたりにあるフレームに、強力な両面テープで貼り付け、さらに結束バンドで固定しました。HIDを取り付けるときに配線の取り回しを変更しているようで、この固定方法しかありませんでした。
こちらは助手席側。同じく車両の下から写していて、リトラクタブルライトは開いた状態です。下側が前方、上側が後方になります。
配線の取り回しが純正のままだったので、結束バンドを使って既存配線に固定しています。また、LEDドライバBOXの左側で既存配線と共に配線をまとめています。
いや~、しかし、サビがひどい(苦笑)
さいごに
ということで、ヘッドライトを孫市屋のH4-LEDヘッドライトキットに交換してみました。ラパンのときは乱反射がひどかったのですが、180SXでは綺麗にカットラインが出ていました。ラパンのヘッドライトはマルチリフレクターではないので、その影響かもしれませんね。
あ、そうそう、ひとつ重要なことを忘れていました。
このLEDヘッドライトキットについてくるLEDバルブは、角度を調整することができます。届いた状態そのままではカットラインが綺麗に出なかったので、微調整した方がいいかもしれません。
車両ごとの個体差もあるので一概には言えませんが、この写真のように、8の位置に合わせるとちょうどいい感じでした。ぼやけていてすみません。
LEDヘッドライトに交換したことで、ハロゲンはもとより、55WのHIDよりも明るくてとても見やすくなりました。しかし、明るいということは、少しでも光軸がずれていると対向車が非常に眩しい思いをするので、光軸調整はキッチリと行いましょう。
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