タイヤのヒビが大きくなってきて、居ても立っても居られなくなった、高井優希です。
180SXのフロントには、FEDERALのSS595というタイヤを使用していました。製造年週は0111と刻印されていたので、2011年の第1週目に製造されたタイヤのようです。
少なくとも10年は経っていたものの、溝の残りは6分山ほど。普段乗りの車ではないので、とりあえずはこのタイヤをしばらく使う予定でいました。
しかし、ここ最近になって急にサイド部分にヒビ割れが出てきて、しかも週ごとにそのヒビが大きくなっていたため、これは危険だ!ということで、買い替えることにしたのです。
ヒビの状態はおそらく危険領域
ヒビの状態を撮影し忘れてしまったので、言葉だけの説明になってしまいますが、タイヤのサイド部分に横方向に1~2cm幅のヒビが無数に出ていて、さらにタイヤサイズや銘柄などの文字の輪郭沿いに深いヒビ。
さらに、若干ですが空気圧の低下も見られたので、もしかしたら、僅かずつでもヒビから空気が漏れている可能性があるかも、という状況。
そして、ヒビ付近を指で押してみたら、パックリと割れが広がったので…走行中のことは想像したくないです。
すぐに交換できるお店へ
そんな状況になってしまったので、今すぐに買い替えた方がいいだろう、と、すぐに交換してもらえるお店を探しました。
が、今の時代、180SXで使うようなサイズはなかなか在庫としては置いていない様子。自動B、黄色Hなどの量販店は、どの銘柄も在庫なし。次に向かったのはMr.T男。
T男で聞いてみたところ、その店舗には在庫がなかったけども、市内の系列店に2種類の銘柄があるので1時間ほどで取ってこれます、とのこと。しかも見積り金額は想像していたより安い!対応していただいた女性が女神様に見えた瞬間です。
ただ、残念ながらスポーツタイヤ(ポテンザ系)は全て取り寄せになってしまい、コンフォートタイヤとエコタイヤのどちらかから選ぶ必要がありました。すぐに交換してもらえるなら、選べるだけで十分です。
コンフォートの方が、2本分の値段(工賃・廃棄込み)でエコより2万くらい安かったのですが、グレードが高いエコの方でお願いしました。
選んだタイヤは
選んだエコタイヤの銘柄は、ECOPIA NH100。
ブリヂストンのサイトでは「セダン&クーペ用」と書かれています。180SXで激しい走りをするつもりはないので、エコ寄りでもいいのかな、と。
というより、さすがに激しい走りをしないにしても、180SXでコンフォートは違うかな、という思いも。
エコもコンフォートも、ハイグリップタイヤから見たら大して変わらんだろ!と言われてしまえば、まあ、その通りだとは思いますが(笑)
SS595との違い
肝心の、FEDERAL SS595との違いについて。
タイヤのサイズは、SS595と同じ215/45R17で購入しました。
普通の道を普通に走るだけでは違いがわかりにくいので、少しだけ山道を走ってきました。でも、交換直後なので、何となく雰囲気を味わう程度で。
ちなみにSS595はフェデラルという台湾メーカー製で、コスパ重視のタイヤ。安くてサイズが豊富、ということで人気があるようですが、ロードノイズが大きい、ウェットな路面に弱い、サイドウォールが弱い、という話も聞きますね。
そんなロードノイズについて。
ECOPIA NH100は、そこまで大きくはない印象。古いタイヤ(SS595)と新しいタイヤ(NH100)を比べているんだから、改善されて当然だとは思いますが。
ただ、エコタイヤという位置付けで考えてみると、思っていたよりは大きいな、という印象。
次に乗り心地。
SS595は年数が経っていて硬化していたせいもあるかもしれませんが、NH100にしたら少し柔らかくなりました。不安のない柔らかさ。新品という安心感が、そう思わせてる可能性もありますが(笑)
全体的には、普通にドライブしている分にはNH100で十分だと思います。4本ともNH100にすれば、180SXと言えど多少は燃費も改善されるのではないでしょうか。
しかし、NH100には245/40R17というサイズがラインナップにないので、リアタイヤは別銘柄、もしくは別メーカーのタイヤにせざるを得ないのが残念なところ。
さいごに
ということで、ヒビだらけになってしまったフロントタイヤを、新品に買い替えたお話でした。
トレッドパターンがワクワクする形状ではないのが寂しいところですが、かといってスポーツタイヤを買ったところで有効に活用できるわけではないので、分相応なタイヤを買えたかな、と。
そして、フロントにエコタイヤを入れてしまったので、バランスを考えたらリアもエコタイヤ、もしくはコンフォートタイヤでもいいのかな、なんて思い始めています。サイズがあれば、ですけども。
今までは「180SXならどんな場面でもスポーツタイヤ」という思い込みがありましたが、少なくとも街乗りやちょっとした遠出用としては、今どきのエコタイヤなら十分なのかもしれません。
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