[RPS13] 180SXのフロントタワーバーをウルトラレーシングに交換してみた!

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車体の軋み音を何とかしたくて、いろいろと補強を考える、高井優希です。

エンジンルームあたりから聞こえてくる軋み音を対策するため、シャキットプレートを導入してみましたが、ガッチリ感は出たものの、軋み音に対してはあまり変化なし。

[RPS13] 180SXに補強パーツ"シャキットプレート"をつけてみた!
今年はボディの補強に力を入れていきたいと思っていますが、なにぶん自己流なので、本当に効果があるのか、大丈夫なのか、という判断が難しいところ。高井優希です。 全体を見てバランスよく補強しないと、どこかを強化すれば、どこか弱いところにしわ寄せが...

段差を越えると聞こえてくるギシギシ音に、次なる手を考えていたところ、もしかしたらタワーバーの左右のつなぎ目部分がアヤシイんじゃないか、という考えに至りました。

ちょうど気になっていたウルトラレーシングというメーカーのフロントタワーバーが、ボルトを一切使わず溶接でつないでいるので、効果があるんじゃないか!と思い、交換してみることにしました。

国内に在庫がなければ納期がかかる

ウルトラレーシングというメーカーは海外にあり、日本法人はウルトラレーシング・ジャパンというらしい。

基本的に、商品は日本に在庫を持っているようですが、在庫を切らしてしまっているときは海外からの取り寄せになるそうで、場合によっては納期が1~2ヶ月かかることもあるようです。

今回注文したフロントタワーバーは、4週間ほどで届きました。どうやら180SX(S13系)用は在庫しておらず、受注生産になっているようです。

届いた製品はこんな感じ。

ウルトラレーシングのフロントタワーバー

梱包は丁寧で、いわゆる「海外クオリティ」ではなく、日本のメーカーっぽい梱包なのがイイですね。

肝心のタワーバーですが、確かにシャフト部分とアッパー部分のつなぎ目が溶接されていて、ボルト類は一切ありません。

つなぎ目は溶接されている

しかし、シャフト部分に凹みがあるので、おそらく横から強烈な力が入ったときは、この部分で折れ曲がるようになっているんだろうな、と予測できますね。

万が一の際はここで折れるであろう逃げ部分

シャフトにはメーカーのプレートが取り付けられていて、シリアル番号まで入っていました。

シリアル番号入りのプレート

メーカーのサイトで登録すれば、5年間のメーカー保証に入れるようです。

フロントタワーバーを交換

休日を待って、さっそく交換作業です。

作業に必要なものは、アッパーマウントのナットを外すため14mmのメガネレンチorソケット、そしていつも通り「やる気!」ですね!

まずは、今ついているフロントタワーバーを外します。

アッパーマウントのナットを、14mmのメガネレンチまたはソケットで。左右3つずつ外したら、タワーバーが外れます。うまく外れない場合は、シャフトとアッパー部分をつないでいるボルトを取ってしまえば、簡単に外れます。

今のタワーバーが装着されている、最後の姿がコレです!(笑)

既存のタワーバーが装着された姿

このタワーバーは5ZIGEN製らしいのですが、車両購入時からついていたものなので、詳細はわかりません。(その後、元オーナー様がコメントをくださり、5ZIGENのシールを貼っただけで実はメーカー不明、とのことでした)

既存のタワーバーが外れたら、ウルトラレーシングのタワーバーを取り付けていきます。

タワーバーが一体になっているため、片方ずつアッパーのボルトに入れようとしても、うまく入らないかもしれません。左右均等に入れましょう。

車両によっては歪みがあって、うまく装着できないかもしれません。

その場合は、フロントだけでもフロアジャッキなどで持ち上げてみると、多少は入りやすくなるかも?むしろ、持ち上げた方が、歪みが少なくなるような気がします。ただし、片輪だけ上げてもダメですよ?フロント側両輪を上げないと意味がないです。

ということで、タワーバーをボルトに通し、ナットを締め込めば装着完了!取り付けた後の状態がこちら!

ウルトラレーシングのタワーバー取り付け後

白さが目立つ!

効果を体感するべくテスト走行

もともとタワーバーがついていたので、体感できるような大きな変化はないと思いますが、取り付け後のテスト走行をしてみました。

しかし、結果は驚くべきもので、まず駐車場から道路に出るための小さな段差ですぐにわかりました。

軋み音がない!そして、車全体がしっかりと一体化したような感覚!

いやいやまさか、タワーバーを交換しただけでそんなことはあるはずがない、と思いながらも、道路の段差を超えたとき、車の動きがレヴォーグのようにしなやかになったことに気付く。

ギシギシという軋み音が無くなっただけでなく、サスがしっかり動いている感じがあり、車のグレードがいきなり2段階ほど上がったような感覚。

試しに、軋み音がひどくはっきり出ていた、段差が連続する道を走ってみたところ…全く軋まない。ギシとも言わず、段差もしっかりサスが吸収している。

これはすごいよ、効果あったよ!

さいごに

ということで、タワーバーを交換したことで、ずっと悩まされていたギシギシ音が全く無くなりました。

原因としては、タワーバーのシャフトとアッパー部分をつなぐボルトの部分がギシギシしていた可能性大。ボディが原因ではなかったのかも。

ギシギシする軋み音の原因

おそらく常に力がかかる部分だと思いますので、わずかずつ削れて隙間が空いてしまったのかもしれませんね。もしそうだとすれば、いくらボルトを締め込んでも無駄だったわけで。

タワーバーも、ある程度の年数が経てば、消耗品として交換した方がいいのかもしれません。

そうそう、忘れるとことでした。

5年間の保証を受けるためにも、購入から30日以内に、ウルトラレーシングのサイトで製品登録を行いましょう。

タワーバーに取り付けられているプレートのシリアルナンバーと、その隣に貼り付けられているシールにあるパーツナンバー、そして製品に添付されてきたカードに刻印されたギャランティナンバーの3つが必要です。

製品に添付されたカード

何かあったときのためにも、忘れずに登録を!

初稿:2021年4月29日

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