"とりあえず"でつけたものを、そのまま放置してしまうことが多い、高井優希です。
少し前にエアクリーナーをエアインクスに交換しましたが、エアインクスのEAI用ホースユニオンがEAIユニットに対して横を向いている関係で、EAI用ホースの取り回しがうまくいきませんでした。
このホース、あまり急角度に取り付けると潰れてしまうので、"仕方なく"、"とりあえず"、潰れないように、ながーいまま取り付けていたのです。
しかーし!さすがに見た目が悪すぎる。
そんな訳で、重い腰を上げて、ようやく対策することにしました(笑)
ホースをL型に取り付けるには
エアクリーナーのEAI用ホースユニオンが横を向いている関係で、EAIユニットから最短距離で接続するためには、途中で90度曲げる必要があります。逆に言えば、90度曲げることができれば、最短距離でつなぐことができる訳です。
ということは、内径19φのL型継手を買ってくれば万事解決じゃん!…なんて簡単に考えていましたが、そんな都合のいいものはなかなか見つからず。
ようやく見つけたのが、ノールマ製のL型ホース継手。内径19φ(19mm)のWS-19という製品が使えそうです。
ポリアセタール樹脂という素材を使った継手で、特に機械的特性、耐疲労性、耐クリープ性、耐熱性、寸法安全性に優れているとのこと。
用途としては、「飲料水、産業用水、油、ガソリンの使用に最適」と書かれているので、用途的に問題はなさそう。
使用温度が-10℃~+70℃ということですが、荷重たわみ温度(熱変形温度)が110℃と書かれているので、真夏のエンジンルームでも熱源に触れていなければおそらく大丈夫でしょう。
ということで、このL型継手とトヨロンホースを使って、最短距離でつなぎ直してみます。
EAI用ホース交換作業
作業に必要なものは、上で紹介したL型継手(ノールマ製 WS-19)と内径19φのトヨロンホースの他に、継手とホースを固定するためにホースクランプ2個もしくはタイラップ(インシュロック・結束バンド)が2本、ホースクランプを緩めるための8mmのラチェット(レンチ)orマイナスドライバー。あと、わずかばかりのやる気!
今回購入したL型継手は、こんな感じの白いプラスチックのような見た目です。
このL型継手を使って、EAIのホースを引き直します。
まずは今の状態。
ホースがつぶれないようにするためには、こうするしかなかったんです。このホースを外し、こんな感じに加工します。
写真には写っていませんが、継手とホースはタイラップで固定しました。
そして、加工したホースでEAIとエアクリをつなぎます。
以上で作業終了です。
エンジンをかけてみて、異音や漏れなどがなければOK!
さいごに
ということで、EAI用ホースを最短距離でつなげられるように加工してみました。
何てことはない作業ですが、エアクリをエアインクスに交換した場合、同じような悩みを抱えている方が他にもいると思うんですよね。
いないかな。自分だけかな。
そもそも、S14用のエアインクスを取り付けているから、こんなことになってる可能性もありそうな…(笑)
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