25年越しの夢がかなった、高井優希です。
4穴に戻したことで、フロント用のホイールは新たに手に入れたのですが、リア用のホイールを何にしようか悩んでいました。PCD114.3の4穴で17インチとなると、なかなか「これだ!」というものが見つからないのです。
17インチにこだわる必要もないかな、と思いつつも、フロントは17インチなので、できれば前後のインチサイズは揃えておきたい。そして、タイヤを新品で買ってからそんなに走行していないので、使い回したいし。
そう思いつつも、16インチの4穴114.3を探してみると、いくつか良さそうなものがあったので、試しに180SXの純正サイズでもある15インチまで範囲を広げてみたところ…な、なんと、25年ほど前、黒い180SXの頃に欲しかったけど手に入れられなかったホシノインパルのシルエットG5が4本、某オークションで出品されているではありませんか!
やや金額は高かったものの、なかなか15インチが出品されないホイールでもあるし、かつて、とっても欲しかったホイール。これを逃したら手に入らないかもしれない。
25年越しの夢を叶えるべく入札、そして手に入れました。
落札したホイールと新品タイヤ
改めて…今回手に入れたホイールは、HOSHINO IMPULというメーカーのSILHOUETTE G5というモデルです。ディスク部分が平たくて、4穴用は十字の手裏剣のように見えるシルエットがあるデザインです。
フロント用は6.5J+5。17インチのWORK VS-EDITION(8.0J+22)に比べ、2mmほど内側に入るサイズに、195/65R15のKUMHO Marshal MH15を組み合わせました。
リア用は6.5J+27。5穴化したときに履いていた17インチのRAYS GRAM LIGHTS 57Ultimate(9.0J+38)に比べ、20mmちょっと内側に入るサイズに、フロントと同じく195/65R15のKUMHO Marshal MH15を組み合わせました。
リア用はもうちょっと外側に出したいところですが、今はこのホイールが手に入っただけで十分。
タイヤは、本来15インチなら純正サイズの205/60R15にするべきだと思いますが、今ではマイナーなサイズのようで割高だったため、195/65R15を選択。外径が4mm大きくなりますが、許容範囲内に収まっているので大丈夫そう。
オートバックスのネットショップでは、タイヤ+取り付け工賃コミコミセットで30,000円程でした。
しかし、ホイールもタイヤも4本購入しましたが、フロントは1ヶ月ほど前、WORKのVS-EDITIONに替えたばかりなので、今回はリアだけSILHOUETTE G5にします。
タイヤは店舗へ直送
今回タイヤを購入したのは、オートバックスのネットショップ。
このサイトでは、欲しいタイヤのサイズや銘柄を指定して購入できるのですが、便利なのが、オートバックスの店舗で受け取れることと、取り付け工賃コミコミセットというセット商品があること。
タイヤと取り付け工賃コミコミセットを購入し、配送先を最寄りのオートバックス店舗に指定すると、そのまま店舗でタイヤの組み込み(または組み換え)までワンストップでできてしまうというお手軽さ。
似たような仕組みはオートウェイでもやっていますが、オートウェイの提携店は日曜・祝日が休みだったり、対応が悪い店舗があるので、今回はパス。180SXの17インチリアタイヤで利用した店舗が、ひどい対応だったのです。
また、イエローハットもネットでタイヤを購入して、店舗で取り付けまでやってもらうことはできるようですが、タイヤのサイズを自由に選択できず、指定した車両の純正サイズのタイヤしか選べなかったので、こちらもパス。
結局、日曜や祝日に作業をお願いしたい場合、自分が住んでいる地域ではオートバックスが一番良さそうです。
で、話は戻りまして…オートバックスのネットショップで、取り付け工賃コミコミセットでタイヤを注文しました。注文から2日後に発送メールが届き、さらに2日後、店舗にタイヤが届いたよ、というメールが届きました。
組み込みで問題が発生
メールには、工賃コミコミセットでの取り付け作業は予約が必要な場合もあるよ、と書いてあったので、店舗に電話して作業予約。夕方ホイールを預けて、翌日の夕方に取りに行く…予定でした。
しかし、預けた日の閉店間際くらいの時間に、オートバックスから1本の電話が。その内容は…。
- ゴムバルブを使用しようと思ったら、穴径が今の基準より大きいため使用できない
- ホイールについている金属バルブは、パッキンが劣化していて使用できない
- 金属バルブや、金属バルブのパッキンはお店で扱っていないけど、持ち込めるなら対応する
なんということでしょう。
しかし、偶然にも15年ほど前に購入したまま未使用状態の金属バルブ(KYO-EI製)が手元に4個ある!ツバ径が16mmなので、もしかしたら使えるかも!?
ということを電話で伝えてみると、「使えるかどうかはわかりませんが、持ってきてもらえれば試してみます」とのこと。翌日持って行きました。
それから数時間後、前日とは別のピットスタッフから電話が。
- 持ち込みの金属バルブでは長さが足りず、取り付けても空気が入れられない
- 使えそうなゴムバルブがあったので、ゴムバルブでも良ければ…
ゴムバルブで十分です!!と伝え、お願いしました。
もうね、ご面倒をおかけしすぎて、申し訳なさすぎます。作業していただけるだけで十分です。ダメでも文句は言いません。
そして翌日。
「大変お待たせしました。作業が完了しました。」
ありがたき幸せ!!!
さっそく履かせてみる
それではさっそく履かせて…みる前に、いろいろ問題のあったエアバルブを確認してみます。
ゴムバルブという話でしたが、金属で覆われているものもあるんですね。
そして、KUMHOのKUMHO Marshal MH15というタイヤ。
パッと見た感じでは、日本のメーカー製タイヤとそう大きくは違わないように見えます。サイドウォールがボテッとした感じなのは、偏平が高いせいかな。
さて、ホイールとタイヤの確認が終わったところで、さっそく180SXのリアにインセット27の方を履かせてみました。タイヤ交換(ホイール交換?)の手順は省略!結果はこちら!
17インチから15インチにインチダウンしたことと、ホイールのデザインが大きく変わったので、だいぶ雰囲気が変わりました。一気に旧車的な雰囲気になったような気がします。
あぁ、これですよ。25年ほど前に夢に見ていたホイールがついに手に入り、25年越しの夢が叶った瞬間ですよ。感涙。こうなると、フロントもSILHOUETTE G5にしてみたい気持ちがフツフツと。
さいごに
ということで、4穴戻しをしたことで手に入れられたと言っても過言ではないHOSHINO IMPULのSILHOUETTE G5を、リアに履かせてみました。
記憶違いでなければ、当時ZERO RACINGというロゴが入ったPROTOという、SILHOUETTE G5と全く同じ見た目のホイールがありましたが、あれはHOSHINO IMPULとどういう関係だったんでしょうね。まさかとは思いますが、WATANABEとBLACK RACINGのような関係だったのでしょうか…。
ちなみに、SILHOUETTEは6穴のNV350キャラバン専用のみ新品で買うことができますが、4穴用と5穴用は復刻されていないので、当時モノを手に入れるしかないんですよね。そして、年代的にも美品はなかなか無いという。
手に入れたホイールも決して美品ではありませんし、小さな凹みやえぐれキズ、錆などもあります。でも、他に出品されているSILHOUETTEを見る限りは、比較的キレイなものを手に入れられたんじゃないかな、と思っています。
そんなことよりも…今回はエアバルブの件でオートバックスのピットスタッフには多大なご尽力をいただき、きっとご迷惑だっただろうことは想像に難くありません、それでもイヤな顔ひとつせず、いろいろ提案していただいたり、対応をしていただき、感謝しかありません。
なるべくオートバックスで買物をすることで、このご恩は返して行こうと思います。
ネットではあまり評判の良くない書き込みを見かけますが、少なくともいつも行くオートバックスでは、そんなことはないんだけどなぁ…という印象です。
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