不安な部分はできるだけ取り除きたい、高井優希です。
突然、エンジンが全くかからなくなってしまった180SX。セルモーターが怪しいと思いリビルド品を注文したのですが、もう一ヶ所、気になるところがありました。
見た目がキレイで、比較的新しいと思っていたバッテリー。
軽トラサイズくらいの小さなバッテリーがついているのですが、見た目がキレイなので車検時に新品に交換してもらっていたのかと思っていたら、交換はしていないとのこと。言われてみれば、請求書にバッテリー交換の記載は無かったっけ。
しばらく売れずに放置されていた車両っぽいし、何となく、バッテリーの劣化がだいぶ進んでいるんじゃないかと不安だったので、交換してみることにしました。
バッテリーはワンサイズアップが基本?
後期型180SXのタイプGに標準で搭載されているバッテリーは、標準仕様で34B19R、寒冷地仕様で65D26Rもしくは80D26Rとのこと。サイトによっては、標準仕様で44B19Rという記載もありましたが、いずれにしても最近のクルマと比べると小さいですね。
また、純正で採用されているバッテリーのサイズは、燃費向上のためにできるだけ軽い(容量の小さい)バッテリーを使う、という話を聞いたことがあります。
ということは、純正オーディオをカーナビなどに替えていたり、電飾や追加メーターなどで消費電力が増えれば、必然的に純正サイズのバッテリーでは容量が厳しくなる。なので、バッテリー交換時はワンサイズアップした方がいい、とはよく聞きます。
そもそも長野県は寒冷地なので、標準仕様のバッテリーを使っているのであれば、より大きな容量のバッテリーを使った方がよさそう。
ということで、今回決めたのは、Panasonic CAOS N-60B19R/C7。ワンサイズどころか、何サイズもアップしていますが、そもそも寒冷地仕様と比べれば、まだまだ小さめ。
ネット通販で、古いバッテリーを無料引き取りしてくれる、というショップを選んで、注文しました。
バッテリー交換手順
バッテリーの交換は、スムーズにいけば10分ほどで終わる簡単な作業です。
180SXのバッテリーは、右側(運転席側)ライトの後ろあたりにあります。
10mmレンチを使って、まずはマイナス端子、次にプラス端子を外します。間違ってもプラス側から外さないように!
続いて、バッテリーを固定しているステーを外します。これも10mm。ステーを外せば、バッテリーを取り出すことができます。
端子をどこかに接触させてしまってショート、発火なんてことになったら大変なので、プラス端子側には絶縁用にビニールテープを巻いておきましょう。CAOSの場合、絶縁用キャップがついているので、それをはめてもいいと思います。
左が今まで使っていたバッテリー。右が今回新しく購入したCAOSバッテリー。
続いて、新しいバッテリーを置いていきます。古いバッテリーが置いてあったのと同じようにトレイに置き、ステーで固定します。
プラス端子を固定し、最後にマイナス端子を固定します。バッテリー側の端子にしっかり押し込み、ズレや隙間がないようにしっかり締め込んで固定します。
以上で交換作業は完了です。
さいごに
バッテリーの交換が終わったら、エンジンをかけてみましょう。ほとんどの車両で、元気よくセルが回り、スムーズにエンジンがかかるようになるのではないでしょうか。
残念ながら、うちの180SXはバッテリーを換えただけではダメでした。やっぱりセルモーターの固着が疑われる状態ですので、リビルド品あたりに交換した方がよさそうです。
ということで、次回はセルモーターの交換の予定。ですが、もしかしたら交換作業は行きつけのクルマ屋にお願いしてしまうかもしれません。
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