タントの安物ナビの誤動作が激しくなってきたので、交換することにしました。
長距離を走ることはないので、ナビではなくオーディオだけのもので十分。ただ、CDは使えた方がいい、という家族の声があったので、180SXで使用しているKENWOODのU393をタントに移植することにしました。
そして、180SXではUSBさえ使えればいいので、CDがついていないPioneerのMVH-3600を新たに購入。メカレスということで通常のオーディオより奥行きが小さいので、オーディオ回りの空間が狭い180SXにはウレシイ仕様です。
交換作業をした日は風が強かったこともあって、写真が全体的に埃っぽいのはご勘弁のほどを…。
オーディオの交換作業
180SXのオーディオ交換は、今どきの車に比べたら非常に簡単です。オーディオ回りのパネルを引っ張るようにして外して…。
オーディオ枠の両サイドにあるプラスネジ4個を外して…。
フレームの左右それぞれ2ヶ所ずつ(2DINサイズなら4ヶ所の場合あり)固定しているプラスネジを外せば、オーディオの取り外し完了。
外したオーディオは、タントに移植します。
ちなみに、外したU393が右側。今回取り付けるMVH-3600が左側。
奥行きが結構違いますね。そしてMVH-3600はとても軽いです。
では、MVH-3600を取り付け…の前に、配線を。既に市販オーディオ用のハーネスがついているので、MVH-3600の配線につなぎ変えるだけ。
そういえば、MVH-3600にはイルミネーション配線(オレンジの線)がありませんでした。ライトをON/OFFしても、イルミネーションの減光などはしない、ということでしょうか。
あと、市販オーディオ用のハーネスにはアースの接続もできるので、MVH-3600側のクワ型端子がついたアース配線は途中で切ってギボシ端子を付けて、ハーネスのアースに接続しました。
改めて、MVH-3600を取り付けます。
先ほど古いオーディオを外したフレームに、MVH-3600を固定します。奥行きが短いので、180SXのフレームでは左右1ヶ所ずつでしか固定できませんでした。MVH-3600側は左下の「N」の穴(反対側は右下の「N」の穴)を使います。
あとは、フレームを車両に固定して、パネルを元に戻せば作業終了です。
使ってみる
説明書を参考に時刻を合わせれば、他の設定は特に不要です。
本体の右側にUSBメモリを差して、本体左側の上にある「SRC」ボタンでUSBを選択すれば、音楽が鳴ります。大きなダイヤルでボリューム調整です。BASSボタンを押せば、低音が強調されます。
ひとつ盲点だったのは、説明書によるとMP3/WMA/WAVEは対応しているけど、M4Aは対応していないっぽい。
あと、不便ではないですが、オーディオの電源が入ると180SXのラジオアンテナが勝手に伸びてしまう!
いろいろ試してみましたが、アンテナコントロール配線(青い線)を外さない限り、ラジオアンテナが伸びてしまう症状は収まりませんでした。不具合のようにも感じますが、もしかしたら仕様なのかもしれません。
まあ…エンジンを切ればちゃんとアンテナが収納されるし、走行中はラジコンカーみたいな感じに見えるし、それはそれで良しとしますか。
さいごに
ということで、180SXのオーディオをPioneer(carrozzeria)のMVH-3600に交換しました。
CDドライブが省略されているだけで、操作パネルを見た感じではKENWOODのU393とよく似ていて、操作感覚はほとんど変わりません。そして、普段からあまり大きな音で再生しないので、音質などに関してもほとんど違いは感じられませんでした。
これが10,000円以内で買えるので、コスパはかなり良いんじゃないかと思います。ナビはいらないけど、音楽は聴きたい(ディスクは不要)なら、オススメです。












コメント