一番好きなクルマは何?と聞かれたら、即答で「180SX」と答える、高井優希です。
Youtubeで、40歳を過ぎているのに180SXを購入した、という方の動画がありましたが、自分もその方と同様に、オジサンになってもFRのMT車に乗っていたかった。
レヴォーグもいい車ですが、やはりMT車に乗りたい。そんな思いから、40を過ぎた今、3代目となる180SXの購入に踏み切りました。
180SXは大きく分けて3タイプ
180SXは、大きく分けて初期型(もしくは前期型)、中期型、後期型の3タイプに分けられます。
初期型 1989年~1991年
グレードはTYPE-I、TYPE-IIの2種類で、エンジンは1,800ccのCA18DET。
外見の特徴としては、フロントバンパーにダミーグリル、通称「鼻の穴」が開いています。
中期型 1991年~1996年
グレードはTYPE-I、TYPE-II、TYPE-IIIの3種類だったものが、途中で変更されています。1994年に、TYPE-IIがTYPE-Rに、TYPE-IIIがTYPE-Xになり、TYPE-Iは廃止されました。
エンジンは2,000ccのSR20DETですが、TYPE-I~IIIは赤ヘッド、TYPE-R/Xは黒ヘッドという違いがあります。
外見の特徴としては、フロントバンパーのダミーグリルが廃止、タイヤサイズが195/60R15から205/60R15に変更されています。
後期型 1996年~1998年
グレードは、TYPE-R、TYPE-X以外に、NAのTYPE-Sが追加され、1997年には同じくNAのTYPE-Gが追加されました。
エンジンは、TYPE-R/Xが引き続きターボエンジンのSR20DET、TYPE-S/GはNAエンジンのSR20DEを搭載しています。
外見の特徴としては、フロントバンパーが変更、テールが丸型に変更、大型リアスポ装備、リアブレーキ容量アップ、ABS標準装備など。
180SXはセカンドカーとして
180SXが登場したのは1989年なので、最も古い車体は30年前。生産が終了したのが1998年なので、最も新しい車体でも21年前。今では「旧車」の部類に入ってしまいそうな、古いクルマです。
レヴォーグを手放して180SXに乗り換えるのは、かなり勇気がいる選択。なので、維持はキツイですが、180SXをセカンドカーとして買うことにしました。
その代わり、維持費をできるだけ抑えたい=トラブルを少しでも減らすため、比較的年式が新しい後期型、しかもNAモデル(TYPE-S/G)に狙いを絞ったのです。
180SXと言えば、ターボモデルが当たり前のような状態。果たしてタマ数の少ないNAモデルが、今の時代に見つかるのだろうか。
市場価格は驚くほど高騰
22年前に買った初代180SXは、TYPE-X(中期型)で走行距離4万km強、どノーマルの状態で、車両価格が100万円でした。
21年前に買った2代目180SXは、TYPE-III(中期型)で走行距離5万km強、フルエアロ・給排気が交換されていて、車両価格が120万円でした。
さすがに20~30年落ちとなった車体なので、いくら人気があるとは言え、そんなにお金を出さなくてもそこそこのものが買えるかと思っていたら…そんなに世の中は甘くなかったのです。
少しでも程度のいいものを、と思ったら、20年前よりも高いものばかり!それでも走行距離は10万kmオーバー。まさか、5年前に買ったER34より相場が高いとは。
それでも見つけた1台
馴染みのクルマ屋にも多方面に探してもらい、ようやく出てきました。1997年式のTYPE-G。希望条件「年式が新しい後期型のNAモデル」に合致。
走行距離14万km。メーター交換などがされていなければ、現在買える180SXの中では比較的走行少なめ、かな。
陸送手配などの関係もあり、納車までは1ヶ月以上かかるようです。
さいごに
今、180SXを買わなければ、この先もっとタマ数が減り、状態の良いものも減っていき、プレミア価格になってしまうような気がする!もし、もう一度手に入れられるとしたら、今しかない!
ということで、ここでも「40を過ぎて180SXを購入したオジサン」が誕生しました。
どのように維持していくか、どのように手を入れていくか、今後の180SX記事をお楽しみに?!
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