[RPS13] 180SXのリアバンパーを純正に交換…できなかった!

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URASフルエアロもお気に入りなのですが、もう少し見た目を控えめな仕様にしたい、高井優希です。

近頃は純正パーツも高騰してきて、後期純正仕様にしようと思っても、結構な出費になってしまいます。

しかも状態が良いものは非常に少なく、補修が必要だったり、再塗装が必要だったりと、手に入れてからも費用がかかるようなものばかり。

そんな訳で、某オークションでのんびり探していたところ、状態のいい純正リアバンパーが見つかったので、落札してみたのですが…問題が発生したので、その記録も兼ねて。

程度が良く再塗装は不要

オークションの写真でも結構綺麗に見えていましたが、実際に届いたバンパーはとても綺麗で、再塗装する必要もなく、そのままでも十分使えるレベルでした。

エネルギーアブゾーバーもついていて、取り付け用のブラケットも上部と左右が破損なく揃っていたので、別途用意するものも無し!

しかし、落札したのは11月末。交換作業は、暖かくなるのを待とう。

既存のバンパーを外す

ということで、3月になって暖かくなってきたので、待ちに待った交換作業です。

まずは、既に車両についているURASのバンパーを外していきます。

URASに限らず、社外リアバンパーはレインホースに固定されていないことがほとんどですが、純正リアバンパーはレインホースに固定する必要がありますので、バンパーと一緒に取り外す必要があります。

まずはトランク部分の左右に2ヶ所ずつあるゴム栓を外し、レインホースを固定している14mmのボルトを外します。汚いのはご勘弁を(笑)

レインホースを固定しているボルト

続いて、リアフェンダーとのつなぎ目部分で固定している10mmナットを外します。180SXは左右3ヶ所ずつ固定されているので、ナットを落としてしまわないよう慎重に外します。

フェンダーとのつなぎ目で固定しているナット

一番下のナットは手が届きにくいので、気合を入れて、でも慎重に、頑張って外しましょう(笑)

次に、ナンバープレートの裏側にある10mmのボルトを外します。写真は既に外れてる状態です。

ナンバープレート裏側のボルト

このボルトを外すと、ナンバープレートを水平位置近くまで動かせるようになります。

純正バンパーはこれで外すことができますが、URASを含め社外バンパーのほとんどは、さらにリアタイヤハウス部分でも固定されているので、こちらのビスも外します。

リアタイヤハウス部のビス

これで固定されている部分は全て外れたので、リアタイヤハウスに引っかかっている部分に注意しながら、後方に引っ張るようにしてバンパーを外し…おっと、ナンバー灯のユニットを外すのを忘れていました!

ビス3本で固定されているので、これも外しておきましょう。自分はバンパーを下ろしてから、ナンバー灯の存在を思い出しました。

ナンバー灯ユニット固定ビス

ナンバー灯のユニットが外れたら、後はバンパーを外すだけ。傷をつけないように注意しながら…はい、リアバンパーが外れました!

リアバンパー取り外し

必要なパーツの移植

まず最初に、純正バンパーについてきたエネルギーアブゾーバー(発泡スチロール)と、車両についていたURASバンパーについていたエネルギーアブゾーバーの品番が違ったので、念のため入れ替えておきます。

エネルギーアブゾーバーの比較

微妙に形が違いますね。

純正バンパーについてきたエネルギーアブゾーバーの品番は、85090-35F00。

エネルギーアブゾーバー85090-35F00

車両についていたエネルギーアブゾーバーの品番は、85090-47F00。

エネルギーアブゾーバー85090-47F00

ここでお気付きの方もいることでしょう。しかし、純正バンパーが中期型のものだと思い込んでいたので、このときは「中期型と後期型で品番が変わったのかな」と思ったくらいで、そのまま作業を進めてしまいました…。

さて、続いて純正リアバンパーにレインホースを固定します。上部8ヶ所、固定するためのステーが付いていてボルトが飛び出ているので、10mmナットでそれぞれ締め込んでいきます。

バンパーにレインホースを固定

…が、バンパー側のステーから飛び出ている一番外側のボルト位置と、レインホースの穴位置が合わない。

しかし、このときも「中期型と後期型で若干変更があったのかな」と思ったくらいで、そのまま作業を進めてしまったのです…。

純正バンパーを取り付けようとした…が!

必要なパーツが移植できたら、外したときと逆の手順で純正バンパーを取り付けていきます…が、ここで問題が発生!

なんと、リアフェンダーとバンパーを固定するためのボルトの数が違う!車両側のボルト穴は3つなのに、バンパー側からは4つのボルトが飛び出てる。

車両側とバンパー側のボルトの数が違う

そして、水色のコの字で示した部分を見て分かるように、バンパーの高さが1~2cmくらい足りない。下部の高さも足りず、サイズが全然違うことが分かりました。

商品ページの説明欄には「180SXから取り外しました」と書かれていたので信用して落札しましたが、どうやら届いたものはS13シルビア用のリアバンパーだったようです。

落札してから4ヶ月ほど作業せず保管していたため、今さら苦情も言えず。

チクショー!(小梅太夫風に)

そもそも、バンパー左右の固定ボルトの数が違うってことに、なぜもっと早く気付かなかったのか。

教訓

180SXのリアバンパーと、S13シルビアのリアバンパーは、形状は似ているが全く別物。相互に取り付けることができないことを覚えておくべし!

外装関係でS13シルビアから流用できるのは、サイドステップのみ、ということなのですね!勉強になりました…(泣)

さいごに

ということで、URASのリアバンパーを取り付け直し、この日の作業は終了。外装純正化計画はふりだしに戻り、純正リアバンパー探しから再開することになりました。

これまでずっと、180SXとS13シルビアはリアバンパーが同じものだとばかり思っていました。しかし、形がよく似ているだけで、実際は180SXの方がやや大きいんですね。

問題が発覚してから、再度落札したときの商品ページを確認してみたら、確かに「180SXから取り外しました」と書かれているものの、写真に写っているバンパーは左右のステーから飛び出ている固定用ボルトが4つ、つまりS13シルビア用のバンパーでした。

うーむ、少なくとも中期型と後期型は固定用ボルトが3本のバンパーなのは調べて分かったので、もしかしたら前期型はシルビアと同じバンパーなのだろうか…いくつか、ボルト4本のリアバンパーが180SX用として出品されているんですよね。

初めて180SXに乗り始めてから既に20年以上経ちますが、まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ…と今さらながら実感。今後、純正リアバンパーを探す際は、こういった違いに注意しようと心に誓いました。

初稿:2022年3月24日

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