クルマをいじる楽しみを知っている人は、クルマを乗り換えると、いろいろ交換するのが楽しみになってきますよね。ホイールだったりマフラーだったりサスだったり、そして今回の記事のように、ライト関係も。
ということで、70系VOXYの後期型に乗っている人には参考になるかもしれない、電球関係の交換をまとめてみました。
ちなみに、電球交換の一連の作業は真夏、気温が35度くらいまで上がっている炎天下で、汗をだらだらかきながらの交換だったので、バルブに汗が飛ばないように最新の注意を払いながら行われました(笑)
フォグランプ(霧灯)
最初にフォグランプから作業を始めました。VOXYのフォグランプは、フロントバンパー下のアンダーカバーをめくって交換するのが一番楽とのこと。車体の下にもぐってネジ2本とプラスチックのピン2本を外してアンダーカバーをめくり、半分手探りでの交換になりました。
フォグランプは4200Kのものに変更。買いに行った店ではH11タイプの種類が少なく、お値段もやや高め。でも4200Kなら純正のHIDと似たような色に。
ポジションランプ(車幅灯)
ボンネットを開ければ誰でもすぐに交換できる場所にあるので、ものの数十秒で交換完了。
ちなみにポジションランプは、今までチェイサーで使っていたブルーLEDのものをつけていたのですが、VOXYは車検対応仕様で行きたいので、真っ白の6灯LEDタイプのものにしてみました。
ハイビーム(走行用前照灯)
これもポジションランプのすぐ下にあって、簡単に手が入るところなので交換自体は簡単。ZRR70の前期VOXYだとロービームが内側でハイビームが外側にあるのですが、後期VOXYはロービームが外側でハイビームが内側なので、ハイビームの交換は楽になったのかも。
バルブはHB3なので、一番安かった5200Kのものに変更。フォグと同じ4200Kのものより500円ほど安かったし、HIDは6000Kにするので、5200Kくらいならちょうどいいかな、と、ちょっとケチ心が…。
しかし、思ったよりも発色は青く、4200Kに比べて暗く感じる。HID6000Kとは、ちょっとバランスが悪いかもしれません。
ロービーム(すれ違い用前照灯)
お店にあったもので比較的安いもの(一番安いのは一応やめておいた)を選んで、念のためにそのメーカーのカタログで適合車種を調べて、D2Cの35Wで6000Kのものに。
でもこれ、いざ交換してみると、点灯させて数秒でライトが消える。純正のバルブに戻すとちゃんと点灯する。ネットでよくよく調べてみると、VOXYはD2SではなくD4Sのバルブを使うらしいので、D2Cは適応外ということがわかった。ということは、D4Cじゃないとダメ。バルブメーカーの適合表が間違っていたらしい。
しかし、残念ながら開封して一度装着してしまったので返品は不可。ひとまず純正バルブに戻しておきました。
その後、いくつかのカー用品店を回ってみたのですが、意外とD4S/D4Cのバルブは少なくて、在庫があるものは4200Kだったり8000K以上だったり。自分が欲しいのは6000K~6500Kくらいのものなので、今回はネット通販を利用しました。購入したバルブは、D4Cの6500K。
深夜1時くらいに注文して、その日の10時頃にはすぐに注文受付メールが届き、翌日には手元に届きました。昼間に交換した方が手元が見やすくていいのですが、いてもたってもいられなくて、すでに日が沈んだ暗くて寒い中の交換作業。
<交換後のバルブ> | <交換前のバルブ> |
交換後のバルブだとポジションランプと色が近いのでいい感じですが、フォグランプが合わない。交換前の純正状態だと、フォグランプと色が合う(写真では違う色に見えるけれど、実際は同じ色)けれどポジションランプとは合わない。
でも、交換前の純正状態では青すぎに見えたハイビームが、交換後のバルブではロービームに近い色に感じられたので、6500Kだとかなり青い光になってしまったんだな~とやや後悔気味。チェイサーのときは6500Kがこんなに青く感じなかったのは、D2タイプだったからなのか、それともプロジェクター式のライトじゃなかったからなのか。
さいごに
ということで、ひと通りのライト類交換が終わりました。それぞれのランプの色味を合わせるのは本当に難しくて、同じケルビン数でも青が強かったり黄色が強かったり、一体何が基準なんだろう、と不思議に思ってみたり。
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