エマーソンの電動エアーコンプレッサーEM-242を買ってみた!

※当サイトでは広告を掲載しています

長年愛用していた「エアホークプロ」が壊れてしまったことは、前回AstroAIのAIR100Yを購入した記事で書きました。

AstroAIの電動エアーコンプレッサーAIR100Yを買ってみた!
長年愛用していた電動エアーコンプレッサー「エアホークプロ」が、ついに壊れてしまいました。 ここ最近、動作中に出力が落ちることがあったり、シガーソケット(アクセサリソケット)に挿しても電源が入らなかったり、微妙に調子が悪かったのですが、それが...

AIR100Yは、エアホークプロの代わりにレヴォーグに常備しておく用として購入しましたが、180SXにも常備しておきたくてもうひとつ、エマーソンのEM-242という電動エアーコンプレッサーも購入してみました。

今回は、そのエマーソンEM-242について、ご紹介したいと思います。

エマーソン EM-242

エマーソンのEM-242は、AstroAIのAIR100Yから遅れること1日で届きました。エマーソンなら、もしかしたら近くのカー用品店でも買えたかもしれません。

こちらは180SXに常備しておく用ですが、ちょうどタントをサマータイヤに交換するタイミングだったので、タントで初使用してみました。

パッケージはこんな感じ。

エマーソンEM-242のパッケージ

箱を開けてみると、何かに包まれている訳でもなく、そのままの状態の本体がお目見え。

箱の中身・表側

箱の中身・上側

アタッチメント(ノズル)は、裏面にある配線やホースが収納された蓋の裏に格納されていました。

配線やホースは格納されている

お弁当箱のようなデザインなのもあって、AstroAIのAIR100Yよりもスリムでコンパクトな感じ。配線やホースが格納されているので、スッキリした印象です。

ではさっそく、タントのタイヤの空気圧を調整してみようと思います。

空気の充填時間は短め

タントのホイールは14x4.5JのシュナイダーRX10-K。それに組み合わせたタイヤは、155/65R14 75SのエナセーブEC300+。EM-242での表示で、空気圧が160kPaまで落ちていたので、250kPaまで入れてみます。

本来、LA610Sタントの純正タイヤサイズ(155/65R14 75S)の適正空気圧は240kPaなのですが、メーター読みで250kPaまで空気を入れてスイッチをOFFにすると、充填中の圧力が抜けるためか若干圧が下がるため、充填中は250kPaを目安にしてみました。

250kPaまで入れてみる

で、いきなり結果ですが、250kPaまで入れるのにかかった時間は、約59秒。以前、エアホークプロで1.8barから2.4barまで空気を入れるのにかかった時間が2分弱くらいだったので、単純計算で、半分くらいの時間で充填できる、ということになりますね!

動作音については、住宅街で使うには大きめの音に変わりはないですが、エアホークプロに比べたらだいぶ静か。AstroAIのAIR100Yと比べると、だいたい同じくらいかな。そして、こちらも地面に置いておけるという快適さ。

また、EM-242でも、空気を入れ終わってエアバルブからホースを外す際、レバーを起こすと勝手にバルブから外れてくれるような感じ(これ、言葉で説明しにくい…)なので、無駄に空気が抜けてしまわないのも良いところ。

あまり上手くは撮れていませんが、タイヤ1本の空気を入れている動画を撮ってみましたので、良かったら参考までに。

さいごに

ということで、AstroAIのAIR100Yに続き、エマーソンのEM-242を実際に使ってみました。5~6年前のエアホークプロAH001と比べると、やはり動作音が小さいことと、充填が早いことが大きな変化でした。

AstroAIのAIR100Yとの比較だと、充填時間はAIR100Yの方が若干早め。動作音はどちらも同じくらいに感じました。

AstroAIのAIR100Yの空気圧はデジタル表示で、指定した圧に達すると自動停止してくれますが、エマーソンのEM-242はアナログ表示で自動停止もありません。ですが、アナログ表示ならではの「ゆっくり針が動いていく」感じが結構好きなので、こちらは甲乙付け難く。

車に常備する、という観点で見れば、小型で四角くまとまっているエマーソンのEM-242が一歩リードかなぁ。

あ、そうそう、大事なことを忘れていました。

AstroAIのAIR100Yは懐中電灯としての役目も果たせるので、暗い場所での作業だったり、空気入れ以外の用途でも使えるAstroAIのAIR100Yは、かなり優位じゃないかな。

まとめると…。

  • エマーソン EM-242
    吐出量9L/Min、最高圧力500kPa、価格はこちらの方が安い。 お弁当箱型でコンパクト。ケーブルやホースは本体内に収納できるのでスッキリ。
    アナログメーターで、単位はkPaのみ。自動停止機能ナシ。
    アタッチメント(ノズル)は、自転車用、ボール用、大小レジャー用。
    空気入れ以外の付加価値はナシ。
  • AstroAI AIR100Y
    吐出量35L/Min、最高圧力100PSI(約690kPa)、価格はこちらの方が高い。 本体はやや大きめで、ケーブルやホースは本体内に収納できない。
    デジタルメーターで、単位はkPa・PSI・Barの3種類。自動停止機能アリ。
    アタッチメント(ノズル)は、自転車用、ボール用、大小レジャー用、もうひとつは…何用だろう?
    LED懐中電灯がついていて、夜間も安心。

こうやって比較すると、AstroAIのAIR100Yの方が良さそうに見えますが、本来の「電動エアーコンプレッサー」として見た場合、エマーソンのEM-242も十分オススメできると思っておりまする。

どちらにしても、金額以上の効果は見込めると思いますので、一家に一台、いかがでしょうか!

初稿:2024年4月30日

コメント

タイトルとURLをコピーしました