カーボンシートが嫌いになりつつある、高井優希です。
Bピラーパネルのカーボンシートの劣化が激しいので、何とかしたいと思っていました。
しかし、Aピラーからルーフにかけてのカーボンシートにかなり苦しめられたので(いまだに解決していませんが)、Bピラーパネルのカーボンシートも剥がすべきか、いっそパネルごと交換してしまうべきか。
剥がすとなると、また大変な思いをしなくてはいけないのか…もう、カーボンシートなんて見たくない!
そんなとき、某オークションで割と程度のよさそうなBピラーパネルを発見!かなり安く出品されていたので、即落札しました。ホントに安かったんですよ。
落札から2日後、手元に届いたので、さっそく交換してみようと思います。
ピラーとは?
さて、そもそもピラーって何でしょう。
クルマには、Aピラーから始まって、Bピラー、Cピラー、車種によってはDピラー以降も存在しているものがあります。前から順番に、ABC順になっているんですね。
ピラーとは「柱」という意味で、クルマの屋根部分とボディ部分をつなぎ、支える役目をしています。家の柱と同じ役目ですね。そして、このピラーに強度を持たせることで、衝突事故などの際に車内空間を護る役目も果たします。
ピラーとピラーの間には基本的に窓(ガラス)があるので、クルマを側面から見れば、ピラーがいくつまであるかがだいたいわかります。
では、ABC…それぞれ、どの位置のピラーを指すのか。
Aピラーというのは
Bピラーというのは
Cピラーというのは
Dピラーというのは
言葉ではわかりにくいので、レヴォーグと180SXの写真で見てみましょう。
ちなみに、タントの助手席側など、大開口のためBピラーがない(ピラーレス)車種もありますが、そういった車種では助手席側スライドドアのにBピラー相当の柱が内蔵されていて、強度を確保しています。
180SXのBピラー
話は戻りますが、ほとんどの車種で、Bピラー部の外側にパネルがつけられています。車種によっては、カーボンパネルなどがディーラーオプションや社外品で売られていることもありますね。
自分の180SXは、このパネルにカーボンシートが貼り付けられているのですが、これが風雨や紫外線で劣化し、ひび割れたり剥がれてきているので、貼りなおし、もしくは交換を考えていました。
現状のBピラーは、こんな感じ。
カーボンシートの糊がピラーに固着していて、キレイにするにはだいぶ労力を使いそう。そう思っていたところに、安価な出品を見つけたので、タイミングが良かったと思います。
Bピラー交換作業
それでは、Bピラーパネルを交換してみます。
Bピラーパネルはネジ1本と2個のクリップで留まっているので、まず最初にネジから外します。ドアを開ければ、ほら、そこに。
このネジを外したら、パネルの下側から手前に引っ張ります。2個のクリップが自然に抜けて、パネルが外れます。
矢印部分がクリップ、丸印部分がネジで固定されていた部分です。車両側はこんな感じ。
ここに、某オークションで落札したパネルを取り付けます。落札したパネルは、新品もしくは再塗装されたかのようにキレイ。
パネルを取り付ける際は、車体後方側から場所を合わせてはめ込むようにすると、簡単に収まります。後方側のゴムパッキンのようなものの下に入り込むように、取り付ける必要があるのです。
ということで、取付完了!
さいごに
Bピラーパネルを交換し、これでぱっと見はカーボンシートがなくなりました。正確には、ルーフにまだ貼り付いていますが…水性塗料で塗装しているので、よくよく見なければたぶんわからない、はず。
本物のカーボンで作られたパーツに交換しなくても、貼るだけで見た目をカーボン化できるカーボンシート。便利ですが、あまり劣化しないうちに張り替えるなどの対策をしないと、後で本当に苦労させられます。
今回は小さなパネルなので交換してしまいましたが、ルーフなどの交換できない部分は、時間をかけて少しずつ剥がすか、サンダーなどで地道に削り取るしかありません。
とりあえず、自己満足な部分になると思いますが、クルマの乗り降りで気になっていたBピラーパネルがキレイになったので、また少し、気分良くクルマに乗れそうです(笑)
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