あけましておめでとうございます。
年末ギリギリまで180SXに手をかけていた、高井優希です。
念願だったHOSHINO IMPULのSILHOUETTE G5を4本手に入れたのですが、フロント側はキャリパーに干渉してしまい、リア側はインセットが浅いため引っ込んで見えてしまう、という欠点がありました。
とは言え、スペーサーを挟んでしまうとハブリングが使えないので、それはそれで不安要素でもあったり…。
しかし、何気なく「ハブリング スペーサー」で検索してみたところ、ハブリング付きスペーサーというものが存在していることを知り、さっそく180SXに合うサイズで注文してしまいました。
これで、フロントのキャリパー干渉も、リアの引っ込み加減も、改善されるかも！という期待を込めて。
購入したハブリング付きスペーサー
今回購入したハブリング付きスペーサーは、K'SPECというメーカーのDIGICAM HUB RING SPACER（デジキャン ハブリングスペーサー）というもので、ハブリング部が73mm/66mmのもの。厚さ3mmと5mmを1セットずつ。
4穴/5穴にマルチで対応し、かつP.C.D.も100と114.3の両対応になっているので、幅広い車種で使用可能です。
ハブリング単体や、スペーサー単体で購入するよりは若干お値段がしますが、スペーサーを入れつつハブリングを使いたい場合は、現状ほぼこれ一択じゃないでしょうか。
ちなみに、HOSHINO IMPULのSILHOUETTE G5の場合、ハブ径が（実測で）75mmなので、このハブリングスペーサーでは2mmほどの隙間ができてしまうのですが、現存するハブリングで75mm/66mmというものは見たことがないので、手持ちの他のホイールでも使える73mm/66mmにしておきました。
2mm差なので、ぴったり合わないとしても無いよりはマシかな、という妥協もあります。
HOSHINO IMPULのSILHOUETTE G5については、別記事で紹介しています。
取り付け作業
それではさっそく取り付けてみます。
…と言っても、車両側のハブボルトにはめ込み、普通にホイールを取り付けるだけ。ハブリング付きなので、安定感があるのがイイところ。
フロント側はこんな感じ。
そして、リア側がこんな感じ。
さいごに
ということで、ハブリング付きスペーサー「DIGICAM HUB RING SPACER」の73mm/66mmを取り付けました。
予定通り、フロントに3mm厚、リアに5mm厚を使用したので、フロントのホイールは6.5Jのインセット2相当、リアのホイールは6.5Jのインセット22相当になりました。
スペーサーを使う場合は、ハブボルトの長さに気を付けましょう。ナットのかかりが浅いと、走行中に緩みやすくなり、最悪ホイールが外れてしまう危険があります。
一般的に、ナットのかかりが最低でも10～12mm程度は必要らしいので、ニッサン系P1.25の場合、少なくとも8回転以上は締め込めていないと危険、ということになりますね。
SILHOUETTE G5の場合、スペーサーなしの状態で15回転以上締め込めていたので、5mmスペーサーを入れても大丈夫そうですが…念のため、ときどきナットが規定トルクで締まっているかの確認はした方が良さそう。
最近、ワイトレを使っていてホイールが外れて…なんて事故もありましたし、スペーサーを入れる場合はナットの緩みには十分気を付けましょう。もちろん、スペーサーを入れない場合でも、ですが。
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